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丹生鉱山

丹生鉱山(にうこうざん)は、三重県多気郡多気町(旧・同郡勢和村)にあった水銀鉱山である。丹生水銀鉱山、丹生丹坑、丹生水銀山ともいう。

中央構造線上に位置し、花崗岩質を母岩とする裂化充填鉱床である。主要鉱物は、辰砂、黒辰砂、自然水銀、鶏冠石、石黄、輝安鉱、白鉄鉱、方解石。水銀鉱床であるが、鶏冠石と石黄の産出が比較的多い。
主要な鉱床は、洞口、灯篭 - 日ノ谷、鳴谷 - 柳谷の3ヶ所の鉱脈群である。

昭和17年(1942年)の名古屋通産局による分析結果では、水銀の含有率は保賀口付近において2.03%、日ノ谷前においては1.81%であった。鉱石の品位は0.5%であり、当時の全国平均は0.3%であった。
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縄文時代から丹生鉱山とその近辺で辰砂の採掘が行なわれていた。丹生鉱山に隣接する池ノ谷・新徒寺・天白遺跡からは、粉砕した辰砂を利用した縄文土器が発掘されており、辰砂原石や辰砂の粉砕用に利用したと見られる石臼も発見されている。さらに、40ヶ所以上に及ぶ採取坑跡が付近から発見されており、辰砂の色彩を利用した土器製造と辰砂の採掘・加工が行われていた。

鉱山の名称であり、地名ともなっている「丹生」とは、丹土(朱砂…辰砂)が採取される土地の事を指すとする説が有力である(「ニフ」を、「稲積」を呼ぶ名称の「ニホ」や「ニフ」と同じとして、神の降臨を迎える標山とする折口信夫等による異説もあり)。

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2009年11月13日 05:09に投稿されたエントリーのページです。

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